「1週間後にどうしても現金を用意しなければならない」
未曾有の不況下で、そういった状況を経験したことのある人も多いでしょう。
そういった時に有効な手段のひとつが、「クレジットカードの現金化」です。
字面だけ見ると、「クレジットカードを買い取られるの?」と思うかもしれませんが、
そうした危険な方法ではありません。ましてや、金利の高いキャッシングでもないです。
現金化はクレジットカードのショッピング枠を使用する
利用するのは、買い物をするときの「ショッピング枠」。
そのご利用可能額を、現金に換えてしまう、という仕組みなのです。
クレジットカード現金化には、専門の業者が存在します。
業者は、オリジナルの商品を扱っており、商品には必ず「キャッシュバック」の特典が付いています。
つまり、現金化を行いたい利用者は、クレジットカードでその商品を購入し、
カード会社の請求よりずっと先に、キャッシュバックの特典である「現金」を受け取ることで、
ショッピング枠を現金に交換してしまう、というのが仕組みになっているのです。
もちろん商品の購入分は、普段の買い物と同じように、カード会社から請求が行われます。
たとえば1万円の商品を、85%のキャッシュバック率で現金化を行った場合、
先に8500円が現金でキャッシュバックされ、そのあとで、1万円の請求がカード会社から来る、というフローになります。
残りの1500円は、業者の手数料、ということになっています。
キャッシングよりも利息が低い
現金化の還元率が90%だとすると、1万円の商品につき、9000円が現金化されるということになりますね。つまり10%は手数料として取られることになります。
それに対して、キャッシングの利率は最大で28.2%。もし、1万円を借りていたら2820円を取られることになります。
これを比べると、クレジットカード現金化のほうがお得ですよね。
現金化商品を決済して、すぐに現金を受け取ったとして、それから約1か月~2か月はカード会社からの引き落としまで猶予があることになります。
その間に借金を返してしまえる収入があるのであれば、現金化で利息を節約してしまうのも手かもしれません。
これを可能にするには、なるべく高い還元率で、なるべく早く現金化をしてくれる業者を選ぶといいでしょう。
明確に、商品の金額、現金化の金額、振り込みの日時を示してくれる業者であれば、なお安心です。
早さの目安としては、申し込みからその日に現金化ができること。特に決済から現金化までが短い業者がいいと思われます。
手順は申し込み、決済、現金化ととても簡単でシンプルなので、余計な時間がかからないほうが、利用者にとってもメリットがあります。
いろいろなメリットがありますから、比較しつつ決められるといいですね。